2014/10/29

江戸(朝日)の敵をニューヨーク(NYT)で討つ反日勢力

私が阿部内閣を支持していることを知っているうちのアメリカ人(夫)が、安部首相の支持者は本当に危険な極右だってこと知っているのかというから、何のことかと思ったら、ニューヨークタイムズの「Pressure in Japan to Forget Sins of War」(戦争の罪を忘れようとする日本国内の圧力)という記事によると、北海道の小さな漁村で強制連行されて過酷な強制労働で死亡した朝鮮人の遺骨が40体ほど飛行場の跡地の野原の墓の印のない場所で見つかって、その場所に追悼碑を建てようとした村の村長が、ネトウヨの脅迫(村の海産物のボイコットなど)にまけて取りやめたとNYTに書いてあるというのである。

朝鮮人強制連行(慰安婦も含めて)の追悼碑については、強制連行自体がなかった(朝鮮人の勤労動員は終戦近くになって実施されたが、これは日本人もやらされていたことだから、日本国民であった朝鮮人に適用されたことを問題視する日本人は少ない)ことから多くの日本人がそのような碑の存在を快く思っていないことも知っていたので、夫にはきっとその碑文に問題があったのだと思うと反論したが、なぜか右翼=ヤクザと思っているらしく、この記事もその証拠の一つと確信しているようだった。

それでとにかく、その記事で取り上げられた猿払村の出来事が日本ではどのように扱われているのか調べてみると、関連の記事は1年前のものしかなく、最近それを取り上げている記事もブログも見つからなかった。これはどう見ても、吉田証言に基づいて慰安婦の強制連行をでっち上げた記事を取り下げるところまで追い詰められた朝日=反日勢力は、海外に訂正記事を配布して謝罪する気は一切なく、多くの日本人の知らないところで、日本人の力の及ばないところで、反撃に出たということである。ちなみに記事は MARTIN FACKLER という人が書いたことになっているが、最後まで読むと実際には Hisako Ueno という日本人の寄稿が元になっていることがわかる。

このNYTの記事を読んだ人は、劣悪な食事と不衛生な環境におかれ過酷な強制労働で病死した朝鮮人がゴミのように捨てられ埋められたという印象を持つ(寺に名簿が残っているということは何らかの供養が行われたことを示す)。さらに碑を建てようとしたのは村ではなく、実際には朝鮮や共産党に関係する市民団体が、村の所有地である墓地にすでに墓碑があるにもかかわらず、村に碑を立てるための許可の申請も行わずに、村有地を勝手に使おうとしていたということも知らずに終わる。

記事の中の写真には墓碑が写っているが、それを読むことができるのは日本人と中国人だけであろうから、説明なしではあまり意味がない。

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